普段の料理を少し作り方を変えるだけで、きれいに美味しく作る事が出来ます。
料理はそれの積み重ねだったりしますが。
今回は例として「豚しゃぶと揚げ茄子のおろしポン酢」の作り方をご紹介します。
暑い夏にはちょうど良い一品です。
豚しゃぶの茹で方のこつ
おそらく何も知らないと、沸騰したお湯にそのまま豚のスライスを入れ、色が変わったらザルにあけ、冷水で冷ましてしまうと思います。
こうすると、豚肉が固くなり、小さくなります。
まず肉の性質から理解していきましょう。
豚肉の性質
基本的に急激な温度変化に弱いです。
なので、沸騰したお湯に入れると、身がぎゅっと縮まってしまいます。
そこでさらに、冷水で流すと、さらに縮まり、旨味も逃げてしまいます。
これを踏まえた、茹で方をご紹介します。
豚しゃぶの茹で方
- 豚肉を一枚ずつはがします。
- 鍋にお湯を沸かし、酒と塩を少々入れます。
臭み消しと、軽く下味を入れるためです。 - 沸騰したら、火を止めます。
少し温度が下がったら、豚肉を入れます。 - 菜箸などでゆっくり混ぜて、満遍なく火が通るようにします。
- 色が変わったらザルにあけます。
- 温水で軽く流します。
血が固まったものなどを洗い流すためです。 - 常温で粗熱をとり、冷しゃぶにしたい場合は、冷蔵庫に入れて冷まします。
これだけで、豚がふんわりし、旨味が増し、見た目も良くなります。
茄子の揚げ方
切り方はお好みによりますが、色落ちさせないように揚げるのがポイントです。
揚げ方についてはこちらを見てください。
この方法で茄子を揚げ、豚しゃぶと合わせるだけです。
さらにこだわりたい方のために、ポン酢も自家製で作ると、より一層美味しくないます。
ポン酢の作り方はこちら
ポン酢の作り方
これに大根おろしを合わせ、サラダなどと一緒に盛り、彩りよく盛れば、何てことなかった一皿が、メインにもなる一皿に変わりましたね。
まとめ
ついつい沸騰したお湯に、くっついたままの豚肉を入れ、熱湯の中ではがし、冷水で冷ましてしまいますが、ちょっとした工夫で全然味が変わってきます。
食材の性質を理解すると、どう料理したら良いかがわかってきます。
そうすることにより、普段の料理がより一層美味ししくきれいに出来るようになります。
どうせ食べるなら、美味しいものがいいですよね!
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