料理が上手な人と下手な人には決定的な違いがあります。
レシピを見ながら作ったり、誰かに聞いた作り方で作ってみたけどなんかイマイチな仕上がりになった経験ありませんか?
もちろん、レシピ自体に問題がある場合もありますが、でも上手な人はレシピの問題は作る前に気が付く事が多いんです。
盛り付けや包丁の技術などは、少し練習が必要ですが、レシピを見て作る事はあまり技術を必要としないので、作れるはずなのです。
私も料理を始めたばかりのころ、作り方を聞いたり、本のレシピを参考に作っていたのですが、なぜか上手くいきませんでした。
ただ、ある程度経験していくと何がいけなかったかに気が付き、上手に作れるようになってきました。
今回は、そんな私の経験をもとに上手な人と下手な人の違いを説明していきます。
料理が下手な人の作り方
まず料理が下手な人の行動を見ると、、
- 一通りレシピを見て簡単そうなレシピを探す。
- レシピを見ながら上から順番に作業していく。
- 途中で味見をしない。
- 全てレシピ通りにしてしまう。
こんなことが多いかと思います。
決して悪い訳でありませんし、上手くいくこともあるでしょう。
ただ、毎回成功するかというとそう言う訳ではありませんよね。
もちろん、上手な人も失敗はありますが、失敗の幅が狭いです。
そしてレシピを見ながら考えずに作ると、段取りも悪く、時間がかかってしまう事が多いです。
それではどうするべきか?
上手な人の作り方と照らし合わせてみます。
料理が上手な人がやっている事
まず最初に上手な人と下手な人の決定的な違いは「完成を想像する」事です。
上手な人の行動は、、
- レシピを一通り見て、作業工程、完成形をイメージする。
- 途中で味見をして、レシピ外の調整する。
この2点が大きな違いです。
完成までを想像することで、必要なものを最初から準備でき、段取りも考えられるので、調理時間も短縮できます。
また、完成の味もだいたい想像ができるので、途中で味見をして少し違う場合は調整出来ます。
味見のタイミングも非常に重要です。
以前にまとめたものがあるので詳しくはそちらを見てください。
下手な人がやるように、レシピをひと工程ごとに見て、「次はどうする?」とちらちらレシピを見ながら作ると時間が掛かるし、肝心の味を見るのを後回しにしてしまいます。
また、作業台もちらかってしまいます。
上手な人は最後までイメージできているので、使わないものはすぐに片付けられるのできれいな状態を維持しながら作る事ができ、片付けの時間も短縮できます。
私が自分で上達したと思えた瞬間は、この「完成を想像」出来るようになった時です。
そのおかげで、段取りも良くなり、他の料理も同時進行出来るようになり、スピードも格段に上がりました。
まとめ
上手い人と下手な人の大きな差が「完成を想像」出来るか出来ないかと言う事でした。
これだけで大きく変わる事が理解していただけたらと思います。
初めは難しいかもしれませんが、何度か同じ料理を作るとレシピを見なくても作れるようになるし、完成の味も想像がつくようになりますよね?
その繰り返しで調味料と出汁の兼ね合いなどが分かり、作ったことのない料理でもレシピを見ると味の想像がつくようになってきます。
そのためには、まず作る事なのですが、ただレシピを見てその通り作り、終わるのではなく、途中で味見をしたり、味を記憶しておく事が近道です。
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