家庭的なカレーも美味しいですが、同じ市販のルーを使って一段上のカレーの作り方をご紹介します。
ある野菜の入れ方を変えるだけでも大きく変わってきます。
方法をいくつかご紹介しますが、全て組み合わせても、ひとつだけでも効果はあります。
ジャガイモを一緒に煮ない
家庭のカレーって、ジャガイモがゴロゴロ入っているイメージですよね?
もちろんこれが好きな方はそのままで良いと思います。
ルーを入れる前に具材を茹でますが、この時点でジャガイモを入れていると思います。
そうすると、煮崩れてルーにジャガイモが溶け出し、ルー全体がジャガイモ味になり、味がぶれやすくなります。
また、程よく煮たとしても、再加熱で煮崩れてしまうことが多いです。
結局、このジャガイモが原因で味がぶれやすくなり、いわゆる家庭のカレーになってしまいます。
ジャガイモを入れたい場合は、素揚げして、後から乗せた方がクオリティーが上がります。
玉ねぎをしっかり炒める
少し手間ですが、玉ねぎをあめ色になるまで炒めるだけでも、味が大きく変わってきます。
ルーの分量に記載されているよりも多く玉ねぎを使います。
4人前で2~3個くらい使います。
このたまねぎは具として考えるよりもルーの一部として捉えます。
これにより、食べた時に炒めた玉ねぎの甘さが加わり、味に深みが増します。
ルーを入れた後にしっかり火入れする
意外と盲点なのがこちらです。
ただ、この時点でジャガイモが入っていると、煮崩れしてしまうので、ジャガイモを抜いた時のお話しです。
一度火を止めルーを溶かした後、軽く煮込んでいると思いますが、ここでしっかり煮込む事で、粉っぽさがなくなります。
そのためには、ルーを入れた時点で少し薄めにしておく事です。
ルーを入れた時点で味やとろみが決まってしまった場合は、少し水を入れ調整します。
注意点としては、ルーを入れた後は焦げやすくなるので、弱火にし、よく混ぜてください。
隠し味の調味料
ルーを入れた後の隠し味で使う調味料も大切です。
色々とありますし、合うものも多いです。
代表例を挙げます。
- しょう油
- 中濃ソース
- ケチャップ
- ハチミツ
- インスタントコーヒー
- チョコレート
などは、合いますね。
味を見て、足りない味を足すように入れていきましょう。
また、初期段階で生姜やにんにくも入れる事で深みが増します。
まとめ
一旦全てをまとめます。
- ジャガイモは後から素揚げで入れる。
- 多めの玉ねぎをあめ色になるまで炒める。
- ルーを入れた後にしっかり煮込む。
- 隠し味の調味料を入れる。
以上です。
カレーの具としては決まりがありませんが、最低限欲しいものをまとめます。
- 玉ねぎ
- 人参
- 肉
- きのこ
- (生姜、にんにく)
この具材だけでも十分美味しくできます。
ワンランク上のカレーを作るための、簡単な工夫なので、ぜひ試してみてください。
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