お寿司には欠かせない「がり」ですが、生姜の甘酢漬けのことを言います。作り方は簡単なので、生姜がたくさん手に入ったら、保存性も高いので、お勧めです。
そもそもなぜ「がり」と呼ばれるようになったかと言うと。
がりがり音を立てて食べていた事や薄く切る時の音が由来と言われています。
寿司屋に「がり」がなぜあるのか
生姜に含まれている成分「ジンゲロール」には発汗作用があるため、体を温めて、食あたりがおきにくくなるそうです。
それでは作り方のご紹介です。
作り方
材料
- 生姜
- 酢
- 砂糖
- 塩
以上です。
それでは作り方です。
- 生姜の皮をむく
スプーンなどでこすると無駄がなくむけます。 - 生姜をスライス
お好みのもよりますが、個人的には極力薄くスライスしたものが好きなので、スライサーを使うことをお勧めします。 - 水にさらす
このまま漬けると辛みが強いので水にさらします。 - 熱湯にくぐらす
薄さにもよりますが、薄い場合はサッと熱湯にくぐらせます。
そして再び流水にさらし、冷まします。
これで、辛みが抜けます。 - 甘酢につける
酢9:砂糖3~4:塩1を合わせておきます。←この地はすし酢にも使えます。
↑の地3に対して水2を合わせ、これに生姜を漬けます。
これで、一日くらいおけば完成です。
生姜の皮をむくのと、スライスに時間がかかりますが、それさえできれば簡単です。
ピンクのがりと白いがりの違い
市販のものは着色しているものもありますが、新生姜を使えば着色料がなくてもきれいに染まります。
そうです。がりの色の違いは新生姜か古根の生姜の違いです。
新生姜に多く含まれる「アントシアニン」と呼ばれる色素。
この色素が酢によって酸性になると赤っぽいピンク色に発色します。
なので、新生姜を甘酢に漬けるとピンク色になる分けです。
ちなみに、アルカリ性になると青っぽい色になります。
茗荷の甘酢漬け
正直、がりとほぼ同じです。
火入れする際に、茹で過ぎると、色がとんでしまうので気をつけてください。
あとは上記の通りに作れば問題ありません。
生姜より手間は少ないので、こちらの方が簡単です。
まとめ
作り置きしておくと、何かと使えるので便利です。
トマトとドレッシングで和えれば「がりトマト」なども出来ますし、そのまま食べても箸休めにちょうど良いですね。
あしらいとしても使い勝手が良いので、覚えて損はないので、ぜひ覚えておきましょう!
コメント
がりが寿司屋にある理由は知らなかったです!面白いですね!