風邪に効果のある野菜を活かした、風邪に負けない鍋の組み合わせ

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料理

寒くなると空気も乾燥し、風邪をひきやすくなってきますね。
一番の予防は手洗い、うがいですが、食事により免疫力を高める事も大切です。

食事によって風邪を引いても長引かせないで治すことも出来ます。

それに最適なのが「鍋」です。

味を薄めに作る事で、水溶性の栄養が出汁に流れても、出汁ごと食べられるので栄養を損なわず摂り入れる事ができます。

また、たくさんの食材を食べられるので栄養もたくさんとれるし、体も温まります。

そこで今回は、風邪の時に有効な食材とその食材との組み合わせについて考察していきます。

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風邪に効く食材

まず最初に、食材と効果から挙げていきます。風邪に対する効果を重視するので、それ以外の効果も、もちろんあります。

長ねぎ,ニラ

辛味成分の「アリシン」には殺菌効果があり、免疫力アップの効果もあります。
また、ねぎの香りの成分には発汗を促し、解熱効果もあります。

人参

人参を筆頭に緑黄色野菜はカロテンが豊富です。カロテンは体内でビタミンAに変わります。
ビタミンAは粘膜の調整や免疫力アップの効果があります。

鶏肉

高タンパク低脂肪で消化も良く、必須アミノ酸がバランス良くあり、ビタミンAとB群も含まれます。
また、むね肉には疲労回復の効果もあるので、非常に効果的です。

牡蠣

必須アミノ酸、ビタミンB群、タウリン、ミネラル、亜鉛など「海のミルク」と呼ばれる牡蠣には免疫力アップや疲労回復様々な効果が期待できます。

きのこ

きのこに含まれるβ-グルカンとビタミンDは免疫力アップ効果が高いです。

みそ

原料の大豆は「畑のお肉」と言われるほど必須アミノ酸が豊富でその他の栄養もバランスよく含まれています。
発酵によって乳酸菌が生成され、整腸作用や免疫力アップの効果があります。

にんにく

長ねぎ同様アリシンが含まれています。疲労回復の効果もあります。
ただ、成分が強いので過剰摂取は胃腸に影響が出るので、風邪を引いている時は少量がおすすめです。

生姜

風邪には一番効果が高いと考えられます。
「ジンゲロール」「ショウガオール」このふたつの成分が殺菌効果や血行促進し体を温め、新陳代謝を活発にし、発汗作用も期待できます。
栄養面を考えると、鍋には欠かせない食材ですね。

風邪対策に相性の良い組み合わせ

鍋に合う食材はまだまだありますが、今回は上記の食材を中心に3種類考えます。

ニラたっぷり!豚ときのこのキムチ鍋

ニラときのこで免疫力アップ、唐辛子で体を温め、さらに豚肉に含まれるビタミンB1はニラとの相性が良く、相乗効果があります。風邪を引く前や初期段階におすすめです。

材料

  • ニラ
  • 豚バラスライス
  • キノコ数種類
  • キムチ
  • 生姜
  • ニンニク
  • 白菜

簡単に手早く作るのであれば、「鍋の素」使っても問題ないです。時間がある時は自家製の出汁を作ったほうが調整が利きます。

自家製の鍋の出汁の作り方はこちらを

野菜の量は大雑把で良いです。
ただ、にんにくや生姜を入れ過ぎると、味が分からなくなってしまうので、少量がおすすめです。
少量でもしっかり栄養はとれます。

また、きのこを数種類入れる理由は、種類によっても効果が変わってくるので、色々な効果を一度に摂取できるからです。

いろいろ緑黄色野菜の鶏鍋

緑黄色野菜はカロテンの含有量で決まるので、緑黄色野菜と呼ばれる野菜は確実にカロテンが多く、カロテンが多いと言うことは、免疫力アップに繋がります。
そして、カロテン以外にも栄養はあるので、数種類組み合わせる事で、たくさんの栄養を摂取できます。
また、栄養豊富な鶏肉を入れる事で、体の内側から元気にしてくれます。

緑黄色野菜は味がしっかりしているので、その味を楽しむために、あっさりした醤油や塩味がおすすめです。

材料

  • 鶏肉(もも、むね)
  • 人参
  • 小松菜
  • ほうれん草
  • 春菊
  • セリ
  • ニラ
  • 青ネギ

あくまで野菜は参考程度にしてください。
葉野菜は煮込み過ぎないように注意しましょう。
これだけだと少し足りなく感じるかもしれないので、豆腐やきのこも入れても良いと思います。

上記の野菜はすべて緑黄色野菜です。
組み合わせは自由ですし、淡色野菜と合わせても、また違った栄養が摂れます。

鶏肉はむね肉を栄養的にはおすすめしますが、少し淡白かと思うので、もも肉と両方入れた方が味わいが豊になります。

むね肉には疲労回復効果もあるので、風邪を引いて弱っている時にも効果のある鍋です。

牡蠣の味噌鍋

ここはシンプルに風邪を引いた後でも効果の高い組み合わせを選びました。
牡蠣と味噌は「海」と「畑」の栄養がたっぷりです。
味噌には整腸作用もあるので、消化を助けてくれ負担を軽減します。
風邪かな?と思った時は、この組み合わせが効果的です。

材料

  • 牡蠣
  • 長ねぎ
  • 白菜
  • 豆腐
  • きのこ
  • 生姜

健康な時は、上記以外にも練り物を入れたり、ニラやにんにくも良いと思います。
風邪を引いている時は、あまり消化に負担をかけない上記の食材がおすすめです。

まとめ

今回はただやみくもに食材を入れるのではなく、免疫力アップや風邪に負けない食材の組み合わせを紹介しました。

この組み合わせは、鍋料理だけでなく他の料理でも効果があります。
もちろん今回紹介した食材や組み合わせ以外にもありますが、まずはベースとして今回の組み合わせを覚えておいてください。

冬が近づくと風邪も引きやすくなるので、簡単に出来る鍋で免疫力を高めておきましょう。

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ryourin

3人の子を持つパパです。
今は会社にぶら下がりながら、それなりに働いてます。
元料理人の知識を活かし、少しでも料理に関心を持ってもらい、料理を楽しんでいただけたらと思います。

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