なかなかお家で「めんつゆ」を作るのは手間だと思われますが、いざ作ってみると使い勝手も良く、日持ちもするので、一度作ってみる価値はあると思います。
今回は、教科書とは少し違う作り方をご紹介します。
基本の作り方は調べるとたくさん出てくるので、そちらを参考にしてください。
まず、作る上で「かえし」と呼ばれるものを作っていきます。
めんつゆを作る工程
「しょう油」「みりん」「砂糖」を火にかけ、冷まし、1週間程寝かせたものを
「かえし」と呼びます。
この「かえし」を「だし」で割ったものを「めんつゆ」として使います。
かえし+だし=めんつゆ
と言うことを把握しておいてください。
かえしの作り方
冒頭でも記述しましたが、今回は少し変わった作り方をご紹介します。
基本は「しょう油5:みりん1:砂糖1」を煮切って作ります。
それではアレンジレシピを紹介します。
材料
- 濃口醤油 1200cc
- たまり醤油 225cc
- 氷砂糖 250g
作り方
- 濃口醤油と氷砂糖を鍋に入れ、火にかける。
- 氷砂糖が溶けたら、火を止め、たまり醤油を入れる。
- 冷まして、保存容器に入れ、1週間寝かせる。
以上です。寝かせる事で、しょう油の角がとれまろやかな味になります。
めんつゆの作り方
基本の場合は、だしと合わせて完成なのですが、今回はもうひと手間加えます。
材料
- かえし 180cc
- だし 900cc
- みりん 90cc
- 昆布 少々
- 干ししいたけ 1~2個
作り方
- 「かえし」「だし」「みりん」を鍋に入れ、火にかけます。
- 沸いたら、昆布、干ししいたけを入れ、弱火にします。
- 弱火で1時間煮たら、冷まして、昆布と干ししいたけを取り完成です。
以上です。
途中で味を見て濃かったらだしを足してください。
このままの濃さで、そばのつけ汁やお浸しにかけたりなど、ある程度万能に使えます。
用途によって、かえしの量を増やしたり、だしの量を増やしたりと調整してください。
基本のだしはこちらをご覧ください。
まとめ
「かえし」にも作り方は色々ありますが、まず基本の作り方を作ってみてから、今回のアレンジ方法を試してみても違いがわかるので、面白いかもしれません。
ただ、いずれにせよ、だしがきちんととれていないと、物足りない味になってしまうので、手間ではありますが、基本に忠実に作りましょう。
一度作ると、肉じゃがや親子丼などにも使えたりと、使い勝手も良いので意外と重宝されます。
コメント
いつも勉強になります!
なぜかえし、にはふつうの砂糖ではなく氷砂糖なのでしょうか?
miyachiさん 一番の理由としては、氷砂糖は上白糖などのように溶け残りが沈殿することが少ないからです。