春野菜のイメージが強い菜の花ですが、最近では11月の後半くらいから出回ってきています。
本来は1月~3月が旬と言われています。
独特のほろ苦さが大人になると堪らなく美味しいですよね。
天ぷら、辛し和え、お浸し、白和えなどが主な調理法です。
どの料理でも美味しいですが、今回はその中でも少し難しい「辛し和え」の作り方を紹介していきます。
他の作り方を見てもけっこうばらつきがあるので、今回はぶれが少ない作り方を説明します。
一番重要なのが茹で方なので、そのポイントについても紹介します。
「菜の花辛し和え」材料
- 菜の花
- 出汁(顆粒を水に溶かしても可)
- 薄口醤油
- みりん
- 辛子
- (濃口醤油)
以上です。
「菜の花辛し和え」作り方
- 地を作る。
だし8:薄口醤油1:みりん1の割合で合わせ、一度沸かし、冷ます。
練り辛子を味を見ながら入れ、お好みの辛さよりも少し辛めに作ります。
※菜の花を入れると水分で薄くなります。 - 菜の花を茹でる。
茹で方のポイントや詳細は後程詳しく説明します。 - 冷ました菜の花を地に浸ける。
地に浸けて2~3時間置いたら完成です。 - 盛り付け。
一度味を見て薄いようであれば、少し濃口醤油をかけてください。
以上です。
地が出来ていれば、すぐに作れます。
辛子が意外と溶けにくいので、ボウルに入れホイッパーでよく混ぜてください。
菜の花、茹で方のポイント
茹で過ぎると、食感や風味がなくなってしまい台無しです。
天ぷら以外はほぼ一度茹でてから使うので、茹で方はしっかりと覚えてください。
- 多めにお湯を沸かし、塩を少々入れます。
- 菜の花の根元の切り口が乾燥していることが多いので、切り口だけカットします。
- 束の軸の方を下にし、手で持ち、半分くらい沸騰しているお湯に入れます。
お湯に入れている間はムラがないように軽く動かします。 - 15秒ほど軸を茹でたら手を放し、全体を茹でます。
- 箸などで混ぜながら5~6秒ほどしたらザルにあげます。
- 氷水に入れ、すぐに冷まします。
- 冷めたら軽く水気を絞ります。
以上が茹で方の基本です。
くれぐれも茹で過ぎには気を付けてください。
まとめ
簡単に作り方をまとめると
- 地を作る。
- 菜の花を茹でる。
- 地に浸ける。
これだけなので簡単ですね。辛子の量は自分で感覚を掴むのが一番です。
何度か作れば出来るようになります。
出回る時期が短い野菜なので、旬の時期に一度は作りたいですね。
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