白扇揚げや変わり揚げなど、同じ食材でも衣を変えるだけで味わいが変わる。揚げ方の種類

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揚げ物

和食で揚げ物を大きく分けると3種類になりますが、細かく分けるとたくさん種類があり、アレンジ次第で自分でも作れます。

まず、揚げ物の基本理解することが必要です。以前にまとめた記事があるのでご覧ください。

はじめての揚げ物。最低限理解しておく事
今回は、揚げ物についてです。 ご家庭ではなかなか難しいと思いますが、油の温度や揚げ物に対する考え方、なぜ片栗粉や小麦粉をまぶすのか、などをご紹介していきます。2記事に分けての予定なので、粉については、後半を予定しています。
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揚げ物種類

大きく分けて3種類です。

・素揚げ
・から揚げ
・衣揚げ

に分けられます。
素揚げは、ご存じの通り何もつけずに揚げる事です。

から揚げは、粉をつけて揚げる事を言います。主に小麦粉と片栗粉を使います。
粉の違いについてはこちら

これで揚げ物も簡単。衣に対する考え方と、小麦粉と片栗粉の違い
前回に続き、揚げ物をテーマにしていきます。 今回は、何のために衣をつけたり、粉をまぶしてあげるのか? 唐揚げは、小麦粉と片栗粉どちらが良いのかを、説明していきます。

衣揚げは、その名の通り、衣をつけて揚げる事を言います。主に天ぷらです。

変わり揚げは、から揚げの粉を片栗粉や薄力粉から変化させたり、衣揚げの衣を変えたりしたものです。

それでは、変わり揚げの例を挙げていきます。

変わり揚げの種類

白扇揚げ(はくせんあげ)

変わり揚げと言うわけではありませんが、ご家庭では聞きなれない揚げ方なので、ご紹介します。

作り方は、水溶き片栗に泡立てた卵白を加え、それを衣にして揚げる方法です。
「白扇揚げ」と言われるくらいなので、色づく前に仕上げます。一度火を通した食材や火が通りやすい食材を使います。

その他の変わり揚げ

種類はたくさんあります。
ザっと例を挙げます。

・あられ揚げ・磯部揚げ・ごま揚げ・湯葉揚げ・素麺あげ・おかき揚げ

など様々な方法があります。
磯部揚げのように、天ぷらの衣に青のりを混ぜて揚げる方法や、あられ揚げのように、フライのパン粉代わりに使う方法もあります。

こうしなくてはいけないと言うルールはないので、お好みで良いです。
参考になるように、おかき揚げの作り方をご紹介します。

おかき揚げの作り方

今回は「アスパラのおかき揚げ」をご紹介します。
材料

・アスパラ
・薄力粉
・卵
・柿の種
・塩
・カレー粉

作り方

・アスパラを掃除します。
・柿の種をミキサーにかけておきます。
・フライを作る要領で、薄力粉→溶き卵→柿の種の順に衣をつけていきます。
・170°の油で揚げます。
・揚がったら、カレー粉と塩をかけ、完成です。

まとめ

普段の、天ぷらや唐揚げなど、定番の揚げ物も、もちろん美味しいですが、少し材料を加えたり、変えたりするだけで、同じ食材でも味わいが変わります。

特に天ぷらは家庭ではなかなか本格的に揚げるのは難しいです。

そこで、変わり揚げを使うことで、シンプルな天ぷらよりも揚げ加減に気を付けなくても味があるので、美味しく感じるかもしれません。

基本の揚げ物を理解していれば、色々と自己流でもできるので、挑戦してみてください。

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ryourin

3人の子を持つパパです。
今は会社にぶら下がりながら、それなりに働いてます。
元料理人の知識を活かし、少しでも料理に関心を持ってもらい、料理を楽しんでいただけたらと思います。

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揚げ物料理
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