蒸し料理はなぜヘルシーなのか?蒸し物の考え方。

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料理

蒸し料理ってヘルシーとイメージしてしまいますが、「なんで?」と聞かれると「油を使わないから?」と認識されている方も多いと思います。
今回は、なんでヘルシーなのかと言う事と、そもそも【蒸す】とは?についてご紹介します。

それでは、なぜヘルシーと言われるかについてです。

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蒸し物がヘルシーな理由

皆さんが思う理由は、「油を使わないから」が一番にあがってくると思います。

ただ、油も適度に摂取することは、良いことなので、ヘルシーと言われる理由としては少し弱く感じます。

一番は、直接水に入れないで調理する事によって、水溶性の栄養素の流出が少なくなり、茹でた時よりも栄養価が高くなるからではないでしょうか。

もうひとつは、温度が100度まで上がらないため、熱に弱い栄養素も溶けにくいからです。

生で食べた方が、栄養価や抗がん作用の高い食材もありますが、生食の場合は、かさが増し量がとりずらくなります。

火を通すと、少し流出してしまいますが、生食よりも食べられる量が増えるので、栄養素を摂取しやすくなります。

ですので、『蒸す』ことがヘルシーと言われる主だったことです。

続いて『蒸す』事のイメージについて説明していきます。

『蒸す』とは?

そもそも蒸すって何?という事から説明します。

日本だけではなく、形状は違えど世界中で利用されている調理方法です。

分かりやすく言うと、蒸気を使う加熱調理の一種です。
炒めたりすると、素材を動かしてしまうので、形が崩れやすくなりますが、蒸す時は、素材を蒸し器に入れ、動かさないため、形状が崩れにくくなるのも特徴のひとつです。

難点としては、加熱中に味を入れられないので、前か後で味つけしなくてはいけないところかと思います。

仕上がりは、蒸気を使うので他の加熱調理よりも、水分が多めです。

続いては、料理例を。

蒸し料理

代表的な蒸し料理と聞かれると、意外とあまりピンとこない方もいると思います。

「小籠包」等の天津系がイメージされるのかと。
和食では、「酒蒸し」「茶碗蒸し」「かぶら蒸し」などがメジャーなとこだと思います。

仕込みとして、蒸してから揚げたりするものもあります。

「さつま揚げ」「れんこん饅頭」などは、一度蒸して火を入れてから揚げる事によって、形をきれいにしたり、日持ちさせることもできるようになります。

蒸したてのじゃがいも、茹でるよりも水分が逃げないので美味しいですよね!

まとめ

ご家庭で蒸し料理は手間だと思いがちですが、調理器具さえあれば、意外と活用方法はあるので、購入を考えても良いかもしれません。

蒸し器があると、レパートリーも広がります!

ただ蒸して終わりではなく、その後の活用方法もたくさんあるので、自分なりのやり方で色々試してみるのも面白いと思います。

料理は人を幸せにするひとつの手段です。


プロフィール
この記事を書いた人
ryourin

3人の子を持つパパです。
今は会社にぶら下がりながら、それなりに働いてます。
元料理人の知識を活かし、少しでも料理に関心を持ってもらい、料理を楽しんでいただけたらと思います。

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