【家庭でも応用可能】食材のロスを減らす3つの方法

スポンサーリンク
料理

飲食店ではどうしても避けては通れない「食材ロス」。
もちろん削減するために、日々努力されているお店も多いですが、飲食店だけでなく、家庭でも代用できるので、その方法を3通り紹介していきます。

3つ目の方法は家庭ではできませんが、逆に利用できるので知っておいて損はありません。
それでは1つ目の方法から説明していきます。

スポンサーリンク

色々な方法で加工する

まず一つ目ですが、加工する事です。
具体的に説明すると、

刺身用のアジが安くなっていたので購入しました。
安かったので、普段より多めに購入したので、刺身だけでは食べきれません。
そのため、余りそうなアジは一夜干しにしたり、南蛮漬けに調理する。

一夜干しにしたら冷凍保存も出来ますし、南蛮漬けも生よりは格段に日持ちします。
そして、同じ食材でも味が異なるので飽きずに食べられるし、食卓に1品増えます。

南蛮漬けの方法はこちらを


今回は例でアジを挙げましたが、この方法はレパートリーや技術が必要になってきます。
最初はなかなか難しいかもしれませんが、基本的な考え方は、

  • ・冷凍保存出来るようにする。
  • ・加熱処理をする。

の二通りを意識すると分かりやすいです。
特に野菜は大量にもらったりすることも多く困ってしまう事もあると思います。
そこで何点か調理法を紹介します。

  1. お浸し
  2. きんぴら
  3. 南蛮漬け
  4. 揚げ浸し
  5. 漬物
  6. 酢漬け
  7. 胡麻和え

簡単に思いついた方法ですが、使い道はあると思います。
上記の方法以外ににもまだまだありますが、例えばきんぴらは「ごぼうと人参」だけではなく、他の野菜でも色々と作れるので、下記を参考にしてください。

これで色々と加工できると思います。

ただ、この方法はある程度料理が出来ないと、時間がかかってしまうし、料理が嫌になってくる人も出てきてしまいます。
次では、誰でも簡単に出来る基本的な方法を紹介します。

必要最低限の購入、大量ストックしない

必要最低限の購入

当たり前と言えば当たり前の話なのですが、一度に食べきれる量だけ購入し、使いきるのが絶対的にロスがでない方法です。

ただ、飲食店では「完全予約制」以外、今日何人お客様が来て、どの商品を頼むかは分かりません。
ある程度は予測を立てて、発注したり、仕込みをしておきますが、売上損失を作りたくないので、基本少し多めに用意しておくお店も多いです。

家庭でも、そうですがすべての食材が自分の使いたいだけの量、サイズでは売っていないのが現状です。

最低限の購入でも、一部の食材は余ってしまいます。ただ、少量余るくらいなら、翌日使い切れるので問題はありません。

大量ストックしない

ついついやってしまい、ロスの原因になりやすいのが「大量ストック」です。

安かったし使い勝手が良さそうだからとやってしまいますが、冷蔵保存しなくてはいけないものだと、そのせいで他のものが冷蔵庫に入れられなくなったり、逆に大量にあるから急いで使わなくてもいいや、と思いしばらくあって邪魔になってしまう事もあります。

生活必需品ならともかく、食材は必ず期限があります。
もちろん保存期間の長いものもありますが、安かったから大量に買ったはいいが、半分くらいしか使い切れず期限が切れる、または腐ってしまい破棄することになってしまうと、結局、安い買い物ではなくなってしまいますね。

また、大量にあると飽きてしまい、食べたくなくなってしまうパターンもあるので、やはりあまりおすすめしません。

料理経験が短い方やあまり興味がない方は「最低限の購入」「大量ストック」しない事がロスが少なくなる一番の方法です。
次にお伝えする方法は、個人では活用できませんが、飲食店ではこれから活用需要が伸びるのではないかと思われるものです。

業者を使う

業者と聞くとあまり良く聞こえないかもしれませんが、新たなサービスと考えると効率的で非常に良いサービスだと考えられます。

簡単に説明すると、

飲食店で、ロスになりそうな食材(品質に問題のない)を一般の方が買い取ることができる。
例えば、準備していた料理が急遽キャンセルになってしまいそうな時。
このシステムを使えば、もちろん全額返ってくるわけではありませんが、破棄してゼロになるよりは絶対良いですし、せっかく作った料理を破棄するのは気持ちの良いものではありません。

それを今回ご紹介します。
「ぐるたす」

こちらはまだ、大阪限定ですが、現状のコロナ禍の情勢では飲食店の食材ロスは深刻な問題です。

以前の売上に戻るにはかなりの時間が必要になる事が予測されます。
もちろん原価管理だけが問題ではありませんが、少しでもロスを減らすことは大切な事です。
登録手数料はかからないので、登録だけしておいて、本当に必要な時に使うのがおすすめです。

徐々にこういったサービスも最近では増えてきています。
活用していくのも生き残るためには必要な手段かもしれません。

まとめ

やはり食材を使い切れず、破棄してしまうのは、もったいないし、経済的にも良くありません。
そのために今回はその方法を3つ紹介しました。

基本的には、使い切れるように料理法を変える。 使い切れない量を買わない。 急遽の予定外のロスが出そうな時は業者を利用する。

以上の事ができれば、今までよりもロスは絶対に減らせます。無駄のない作業が大切です。
効率の良い料理も覚える心掛けましょう。

プロフィール
この記事を書いた人
ryourin

3人の子を持つパパです。
今は会社にぶら下がりながら、それなりに働いてます。
元料理人の知識を活かし、少しでも料理に関心を持ってもらい、料理を楽しんでいただけたらと思います。

ryourinをフォローする
少しでもお役に立てたら↓↓をクリックしてもらえると嬉しいです。
料理
スポンサーリンク
ryourinをフォローする
元料理人Blog

コメント

タイトルとURLをコピーしました