かぼちゃの旬はいつかと聞かれると、夏野菜にあってもおかしくないし、ハロウィンで秋のイメージもあるし、冬至かぼちゃもあるから冬もあるな。春ではないのは確かですね。
実はかぼちゃは収穫してから寝かせることによって、甘みが増すため、夏の後半に収穫し、秋から冬にかけてが美味しくなる時期です。
品種改良もあり、収穫後でも美味しいかぼちゃもあるので、夏~冬が旬という認識で良いと思います。
ではなぜ冬至にかぼちゃを食べるのかについてです。
冬至かぼちゃ
そもそも夏に獲れる野菜を、なぜ冬に食べたかが重要になってきます。
冒頭でも述べたように、寝かせると甘みが増す。
これは、かぼちゃのでんぷん質が糖分に変わるからです。
そしてかぼちゃは保存性が高いため、野菜の収穫が少ない冬まで、貯蔵できることが出来たからです。
さらにかぼちゃは栄養価が高く、風邪をひかないようにするために、冬至に食べる習慣ができたと言われています。
続いて、ハロウィンではなぜかぼちゃなのかについてです。
ハロウィンとかぼちゃ
ハロウィンと言えばかぼちゃのイメージが強いですが、大元を辿ると実は『かぶ』であったそうです。
ハロウィンの習慣がアメリカに伝わった時に、アメリカではかぶよりもかぼちゃの収穫が盛んであったため、かぼちゃを使うようになり、それが広まっていったことが今日に至る訳です。
ですので、ハロウィンとかぼちゃは季節とは関係があまりないと言う事です。
続いてかぼちゃの簡単な煮物をご紹介します。
かぼちゃの煮物
今回ご紹介する煮物は、かぼちゃをメインにするわけではなく、あしらいや小鉢など用の煮物です。
- へたを取る
色々やり方はありますが、基本的にはへたの周りを四角に切れ目を入れて、取り出すやり方が無難だと思います。ある程度包丁に慣れていたら、トマトのへたを取るように円で取ることも出来ます。
上下ともに取ってください。 - 半分にカット
まずはへたを中心にし、半分にカットします。
硬いので、くれぐれも指を切らないように注意してください。 - 種をとる
半分にしたら種をスプーンで取ります。
水っぽい部分は全部とってください。 - カット
一口大にカットします。 - 下茹で
水から茹で、竹串などで刺し、すっと通るようになったら、ざるにあけ常温で冷まし、粗熱をとります。 - 味入れ
粗熱がとれたら、
だし8
薄口しょうゆ1
みりん1
を合わせた地に入れ、ひと煮立ちしたら完成です。
これで簡単な煮物は完成します。
まとめ
いまいち季節感がよくわからなかった、かぼちゃですが、貯蔵性が高い為、旬の時期が長い事がわかりました。
夏でも美味しいかぼちゃはあるし、冬は甘くなって美味しくなるかぼちゃもあると言う事ですね。
栄養価の高い野菜です。調理法も色々あるので、レパートリーを増やし、美味しく、健康的な料理を作っていきましょう!
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