さばの味噌煮と聞くと、難しいイメージがありますが、手順を把握していればそんなに難しくありません。
ただ、たれは『とろっ』としてないと、何か物足りないですよね?
砂糖とみそを煮詰めると『とろっ』とするのですが、さばを入れたまま煮詰めると、さばが固くなってしまうし、早めに火を止めてしまうとしゃばしゃばになってしまいます。
色々やり方はあるのですが、今回は、私がいつも使うやり方をご紹介します。
材料
シンプルにいきます。
- 水
- さば
- 酒
- 砂糖
- 味噌(白、赤お好み)
- 生姜
以上です。
ちょい足しで醤油も入れても、と言ったところです。
これだけで出来るので、決して難しくありません。
作り方
先述した通り、手順は色々ありますが、私がいいな!と思った作り方です。
- さばをおろす。
おろしてあるものでも良いと思います。
余程食べ慣れていない限りは、国産か海外産かはわからないし、海外のものも脂が乗っているのもあるので、そこまでこだわらなくても良いかと思います。
ただ、腹骨はそいでください。
中骨は煮ると、大物以外は食べてもそこまで気になりませんが、腹骨は煮ても残るのでそぐことをお勧めします。 - 霜をふる。
味噌煮に限らず、魚を煮る時には必ずこの工程を行います。
熱湯を魚にかける事を言います。
その後に冷水で洗います。
それによって、表面のぬめりや汚れ、血合いを除去でき、臭みを減らすことが出来ます。
さらに、表面が固まるので、旨味の流出を防ぎます。 - 味噌以外の煮汁を作る。
水、酒、砂糖を火にかけます。
砂糖が溶けたらさばを入れます。
さばに火が通ったら、少し、煮汁をボールに取り出し、味噌をときます。
ここで味見をするのですが、甘みと塩味のバランスが少し甘みが勝つくらいに味噌を入れます。
そして、ここからさらに煮詰めるので、それを想定して、薄めに設定してください。
ここで、スライスした生姜を入れます。
味を決める前に生姜を入れると、味がわかりにくくなってしまうので。 - さばをあげる。
ここで一旦さばをバットなどに上げます。
これ以上火を入れると、硬くなり、身が縮みます。 - 煮汁を完成させる。
煮汁を煮詰め、程よくとろみがついたら、最後に少し味噌を入れます。
みそは沸騰させると風味が飛んでしまうので、最後に風味付けのために入れます。
なので、入れた後は沸騰させないようにしましょう。 - さばを戻す。
最後にバットにあげていたさばを、煮汁に戻し、温めたら完成です。
くれぐれも煮汁を沸かさないように。 - 盛り付け
あとは盛り付けたら完成です。
合わせで、根菜や豆腐があると嬉しいですね。
以上で完成です。
まとめ
上級者向けの料理と思われがちですが、感覚さえ身についてしまえばそこまで難しくありません。
旨味と塩味、甘味のバランスを身につける事が、料理上達の一番の近道だと思います。
その為には、たくさん作って味見をし、第三者に評価してもらう事と、美味しいと評価されている料理をたくさん食べて、自分なりに評価する事が大切です。
作る事と食べる事を好きなことにしてしまえば、楽しく料理が出来るようになりますね!
コメント
[…] たれがとろっと。美味しいさばの味噌煮の作り方 […]