春になると食べたくなる筍ですが、生の筍を自分で、あく抜きし、調理すると市販のものとは全然香りや食感も違い、美味しく感じます。
国産のものではなくても、生から炊くと、国産の水煮より美味しいです。
少し手間ですが、その方法をご紹介していきます。
材料
- ぬか
- 鷹の爪
- 筍
以上です。
鷹の爪は「えぐみ」を消すと言われ、防腐効果もあるそうです。
あく抜き方法
- 上下を切り落とす。
頭の方は斜めに切ります。 - 切れ目を入れる。
縦に切れ目を入れます。火が通りやすくなるのと、皮をむきやすくするためです。 - 鍋に材料を入れる。
鍋に筍が出ないくらいたっぷり水をいれます。
ぬか一つまみ、鷹の爪2,3本入れます。 - 炊く。
それでは炊いていきます。
沸くまでは強火にし、沸いてきたら弱火にし、ぬかを沈め、あくをすくいます。
落し蓋をし、たまにあくをすくいます。 - 完成
1~2時間炊き、竹串などを刺し、すっと入る様になれば完成です。
ここで重要なのが、鍋に入れたままか、煮汁ごと別の容器に移し、常温で冷まします。
流水などにさらすと、旨味が逃げてしまいます。
ぬかを入れるのは、あくが抜けやすくするためです。
筍が冷めたら、皮をむきます。
このまま醤油をつけて食べても美味しいのですが、下味を入れておくと煮物などにもすぐ使えるので、おすすめです。
下味の入れ方
だし14
薄口しょうゆ1
みりん1
を一度沸かし、ある程度のサイズにカットした筍を入れ、ひと煮立ちさせます。
あとは冷めると味が入っていきます。
そのまま食べても美味しいですし、この地にわかめを入れて筍を温めたら、若竹煮ができます。
炊きこみご飯などにも応用できるので、便利です。
まとめ
旬の筍はやっぱり生から作るのが一番です。
やってみるとわかるのですが、あくを抜いたあとの香りは、とても良い香りがします。
なかなかご家庭で炭は使えませんが、これを焼き筍にすると、春を感じられ、たまりませんね。
春になるとスーパーなどにも出回ってくるので、少し手間ではありますが、この季節しか味わえないものだし、自分で作るとさらに美味しく感じるので、是非挑戦してみてください。
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