筍の下茹で、あく抜きの方法

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春になると食べたくなる筍ですが、生の筍を自分で、あく抜きし、調理すると市販のものとは全然香りや食感も違い、美味しく感じます。

国産のものではなくても、生から炊くと、国産の水煮より美味しいです。

少し手間ですが、その方法をご紹介していきます。

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材料

  • ぬか
  • 鷹の爪

以上です。

鷹の爪は「えぐみ」を消すと言われ、防腐効果もあるそうです。

あく抜き方法

  1. 上下を切り落とす。
    頭の方は斜めに切ります。
  2. 切れ目を入れる。
    縦に切れ目を入れます。火が通りやすくなるのと、皮をむきやすくするためです。
  3. 鍋に材料を入れる。
    鍋に筍が出ないくらいたっぷり水をいれます。
    ぬか一つまみ、鷹の爪2,3本入れます。
  4. 炊く。
    それでは炊いていきます。
    沸くまでは強火にし、沸いてきたら弱火にし、ぬかを沈め、あくをすくいます。
    落し蓋をし、たまにあくをすくいます。
  5. 完成
    1~2時間炊き、竹串などを刺し、すっと入る様になれば完成です。
    ここで重要なのが、鍋に入れたままか、煮汁ごと別の容器に移し、常温で冷まします。
    流水などにさらすと、旨味が逃げてしまいます。

ぬかを入れるのは、あくが抜けやすくするためです。

筍が冷めたら、皮をむきます。
このまま醤油をつけて食べても美味しいのですが、下味を入れておくと煮物などにもすぐ使えるので、おすすめです。

下味の入れ方

だし14
薄口しょうゆ1
みりん1
を一度沸かし、ある程度のサイズにカットした筍を入れ、ひと煮立ちさせます。

あとは冷めると味が入っていきます。

そのまま食べても美味しいですし、この地にわかめを入れて筍を温めたら、若竹煮ができます。
炊きこみご飯などにも応用できるので、便利です。

まとめ

旬の筍はやっぱり生から作るのが一番です。
やってみるとわかるのですが、あくを抜いたあとの香りは、とても良い香りがします。

なかなかご家庭で炭は使えませんが、これを焼き筍にすると、春を感じられ、たまりませんね。

春になるとスーパーなどにも出回ってくるので、少し手間ではありますが、この季節しか味わえないものだし、自分で作るとさらに美味しく感じるので、是非挑戦してみてください。

プロフィール
この記事を書いた人
ryourin

3人の子を持つパパです。
今は会社にぶら下がりながら、それなりに働いてます。
元料理人の知識を活かし、少しでも料理に関心を持ってもらい、料理を楽しんでいただけたらと思います。

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