「当座煮」和食に詳しくない方はいまいちピンとこないかも知れません。
簡単に説明すると、濃いめの味の煮物です。
「佃煮」「しぐれ煮」とも少し違いますが、ジャンルは同じです。
「しぐれ煮」について記事にしたので、こちらも合わせて見てもらえると分かりやすいと思います。

しぐれ煮とは?しぐれ煮の簡単な作り方
今回は「しぐれ煮」をテーマにしていきます。
そもそもしぐれ煮とはどういう煮物なのか、佃煮とは何が違うのかの説明からしていきます。
まずは当座煮の説明からしていきます。
当座煮とは?
冒頭でも記述したように、濃いめに味付けした煮物です。
なぜかと言うと、保存性を高めることが目的です。
そもそも「当座」とは、「当分」とか「しばらく」の意味があります。
濃く味をつけることで、しばらく日持ちするからこの名がつけられたようです。
佃煮との違い
正直、境界線は曖昧です。
ただ、イメージとしては、佃煮は完全に汁気がなくなるまで、煮込む。
当座煮は、ある程度汁気が残っている。
と言う感じです。
なので、佃煮ほど濃くなく、煮物っぽいイメージを持っていただけたらと思います。
作り方
しぐれ煮とほぼ同じです。
生姜が入っていない事と(入っていても問題はありません。)そこまで煮詰めないことです。
そして、しぐれ煮は貝や肉が入ることが多いですが、当座煮は野菜や海藻だけで作ることが多いです。
例えば、「きのこの当座煮」「わかめの当座煮」「昆布の当座煮」など、単体で作る事が多いのが特徴です。
もちろん組み合わせても問題はありません。
まとめ
煮物は意外と種類が多いですが、基本的な調味料はあまり変わりません。
使う具材であったり、煮込み方の違いで、呼び方が変わってくるだけなので、基本さえつかんでいれば、簡単に作れてしまいます。
やはり何をするにも、基本が大切です。
それさえ身につけておけば、色々と対応できるので、まずは基礎的な技術や知識を身につける事が大切です。
現在では、ネットで簡単に知識は学べるので、活用していきましょう。
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