ゆずをもらったり、買ったりした時に使いきれず、腐らしてしまいがちですよね?
また、皮を使いきった後の果肉をどうするかけっこう迷います。
そんな時に使える、ゆずこしょうの作り方と果肉を活かせるポン酢の作り方をご紹介します。
ゆずこしょうの作り方
材料
- ゆずの皮
- 青唐辛子
- 塩
- 麦焼酎
以上です。
作り方
- 柚子の皮を剥きます。(あまり白い部分を皮につけないように、薄く)
- 柚子の皮と同量の青唐辛子を用意し、ヘタを取り、縦に切り、種を取り除きます。
(種を取り除かないと、非常に辛くなります。) - フードプロセッサーを用意し、柚子の皮と青唐辛子を入れ、総量の7%の塩を入れます。
少し水分が欲しいので、麦焼酎を少し入れ、フードプロセッサーを回します。 - 瓶や袋などに入れ、3日程度熟成させたら完成です。
これだけだと少し粗い感じがする時もあるので、市販のゆずこしょうと合わせても、美味しくなります。
作りたては、あまり混ざって見えないのですが、熟成すると見たことのある、ゆずこしょうへと変化していきます。
ポン酢の作り方
一升瓶2本出来るくらいの分量なので、少量で作る場合は割合を見て分量を調整してください。
材料
- 濃口醤油 1升
- だいだい酢 1升
- みりん 800cc
- 酒 200cc
- 昆布 適量
- 鰹節 適量
- 柚子(果肉) 適量
- 砂糖 適量
- 干ししいたけ 適量
以上です。
柚子はもちろん皮つきの方が香りがでますが、少しもったいない気がしてしまうので、皮を使いきった柚子を冷凍しておいて、それを解凍したもので十分です。
また、その方が、果肉が無駄になりません。
作り方
上記の材料を全て合わせて寝かせるだけです。
柚子は半分に切ってから漬けます。
1週間~10日ほど寝かせ、漉したら完成です。
味を見て微調整はした方が良いです。
腐りにくいものですが、寝かせる間も冷蔵庫など涼しいところで保存した方が良いです。
青柚子と黄柚子の違い
結論から言うと、どちらも同じものです。
夏場から秋にかけては、まだ黄色くなる前の青柚子が出回り、冬から春にかけては黄柚子が出回ります。
どちらの柚子が良いと言うこともありません。
夏に出回る青柚子は、夏に合う少し清涼感があり、冬の黄柚子はどこか温かみが感じられ、季節にあった香りです。
まとめ
柚子自体、意外と高価なものなので、腐らせて捨ててしまうのはもったいないですね。
今回の例のように、ゆずこしょうにしたり、ポン酢に使ったりと応用して使うことで、使いきることが出来ます。
シャーベットなんかにしても良いですね。
皮を剥ききった柚子は冷凍も出来るので、無駄なく使いましょう。
コメント
柚子胡椒は、水分を入れるのになぜ麦焼酎を使うのですか?
miyachiさん
コメントありがとうございます。
純粋に水を入れてしまうと劣化が早まります。
実際麦ではなくても良いとは思いますが、発祥が大分県というのもあり麦焼酎が有名です。
おそらくそこから伝わってきたと思います。
純水にフードプロセッサーを回しやすくするための水分なので、劣化を早めない水分で、味が強くなければ何でも良いと思います。
ありがとうございます!
[…] ポン酢の作り方これに大根おろしを合わせ、サラダなどと一緒に盛り、彩りよく盛れば、何てことなかった一皿が、メインにもなる一皿に変わりましたね。 […]