春になると出回ってくる「春キャベツ」。この時期だけのものなので、食べたくなります。
でも、なぜ普通のキャベツと違うのか?普通のキャベツはこの時期なぜないのだろう?と疑問に感じます。
新玉ねぎや新じゃがのように同じものではありません。
そちらについては、こちらを参照に。
そもそも品種が違うのです。
それでは、春キャベツといわゆるキャベツの違いをご紹介していきます。
春キャベツとは
春キャベツの品種は、「春玉」と言われ、秋に種を蒔き、春に収穫されます。
特徴は、巻きがゆるく、柔らかい。水分が多い事です。
水分が多いので、煮物より生食やサッと火を通す料理に向いています。
サラダやしゃぶしゃぶ、季節的にはあさりの酒蒸しなどは相性が良いです。
キャベツについて
実は春以外、出回っているイメージですが、夏や秋に出回るものと冬に出回るものも品種が違います。
そちらをご紹介します。
夏秋キャベツ
春に種を蒔き、夏から秋にかけて収穫するキャベツです。
このキャベツが意外と見過ごしてしまうのですが、イメージとしては、春キャベツと冬キャベツの中間くらいの味や食感です。
高原キャベツとも言われ、夏でも比較的に涼しい高原で栽培されます。
冬玉
この品種が想像した時に、思い浮かぶキャベツです。
夏に種を蒔き、冬に収穫します。
こちらについては味や食感はお馴染みだと思いますので、省かせていただきます。
それぞれの栄養素
それぞれとは言いましたが、栄養素はほぼ変わりません。
ビタミンや食物繊維を多く含んでいます。
春キャベツが甘いイメージをお持ちの方も多いと思いますが、あまり変わりません。
農家さんの栽培方法次第だと思います。
ですので、春キャベツよりも寒玉の方が糖度が高い場合もあります。
まとめ
この記事を見ていただくと、分かると思いますが、通年何かしらのキャベツが出回っているという事です。
どうしても、春キャベツがフューチャーされがちですが、夏や秋のキャベツも違った良さがあり、冬のキャベツも美味しいのです。
肝心なのは、それぞれの特性を理解し、適した調理法で作る事です。
農家さんの努力を無駄にしないように、作る側も勉強しなくてはいけませんね!
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