豚バラやロースなどは分かりやすいですが、肩ロースやももなどスーパーで見かけてもどう使うか悩みますよね?豚小間ってどこの部位?などわかりやすく部位ごとにご紹介していきます。
部位の説明
豚肉は7種類の部位に定められています。小間切れとひき肉については部位の表示はされていません。
バラ
豚の中でも一番メジャーな部位です。
腹の部分です。赤身と脂身が層になっています。
三枚肉とも言われます。
使いやすく、幅広く料理に使用されます。
・調理例
角煮、しゃぶしゃぶ、すき焼き、サムギョプサルなど
ロース
こちらもバラに並び、よく使われる部位です。
胸から腰にかけての背中についている肉です。
外側に脂があり、内側に赤身としっかりと層になっています。
とんかつでよく使われる部位です。
・調理例
とんかつ、生姜焼き、しゃぶしゃぶなど
肩ロース
こちらはスーパーでも見かけます。
肩の部分とロースの間にある肉です。
赤身の中に脂肪がきれいに入り込み、霜降り状になっています。
旨味がしっかりあり、シンプルに焼くだけでも美味しいです。
・調理例
炭焼き、しゃぶしゃぶ、ローストポークなど
肩
こちらはあまり見かけません。
名前の通り肩の部分です。
よく動かす部位なので、肉質は硬めです。
煮込み料理向けです。
・調理例
焼豚、煮豚、シチューなど
もも、そともも
両方とも似ています。
脂身が少なく、赤身がメインの部分です。
くせもないので、色々な料理に使われます。
・調理例
ローストポーク、しゃぶしゃぶなど
ヒレ
希少な部位です。
背中と腹の中間にある部位です。
脂が断トツで少なく、柔らかいのが特徴です。
ヒレカツ以外ではあまり使わないです。
・調理例
ヒレカツ
以上が代表的な7種類です。(ももとそとももで2種と数える。)
豚こまとは
よく見かける豚小間ですが、切り落としとも呼ばれます。
加工する時に出る半端を寄せ集めたものです。
なので、安いから悪いものと言うわけではありません。
ただ、大きさも厚さも不揃いです。
レシピサイトなどで、豚小間を使ったものもあると思いますが、パックごとに違うものなので、そのまま作るとぶれる事があるので注意してください。
まとめ
それぞれの部位の特徴を把握することで、料理も作りやすくなります。
また、豚肉は栄養も豊富です。
ただ、バラ肉などの脂の多い部分や、揚げ物として食べると脂肪を摂りすぎてしまうのでご注意を。
野菜と合わせて健康的な組み合わせで、料理しましょう。
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