効果を知ったら食べずにはいられない!お刺身の引き立て役、大根と大葉の効果

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料理

子どもの頃から見ているからあまり疑問に思わない人もいると思いますが、お刺身を頼んだり、スーパーなどで買う時も、ほぼ大根のツマと大葉が一緒に盛られていますよね?

見慣れていて、疑問に思わないかもしれませんが、やっぱりちゃんと意味があります。

その意味についてご紹介していきます。

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大根のツマの役割

そもそもなぜ「ツマ」と呼ばれているのかというと、主役を引き立てる事から「妻」の役割だとされ「ツマ」と呼ばれるようになったという説があります。

役割としては、
見栄えを良くする。
と言うのもひとつあります。立体感も出せるので、価格も安く使い勝手が良いという所です。

ただ、一番の役割は、大根の栄養です。
大根には抗菌作用があると言われています。

また、アミラーゼなどの消化酵素が多く含まれています。そのため、魚のタンパク質を分解し消化を助けてくれます。
加熱しないで食べる事により、栄養素も失われず摂取することができます。

これが大根の役割です。

大葉の役割

「紫蘇」と言ったり「大葉」と呼ばれたりとどちらが正解かですが、どちらも同じものなので、どちらでも良いです。地方によっても違うそうです。

ただ、大葉と言うと「青紫蘇」の事を指します。

そして大葉は栄養価が非常に高く、緑黄色野菜に分類され、βカロテンの含有量が非常に多い野菜です。
βカロテンは粘膜を正常に保つ作用や、免疫力を高める効果があります。

ただ、刺身に添えられる一番の理由はポリフェノールの効果が一番です。

大葉に含まれているポリフェノールは、大葉独特の香りを出す「ぺリルアルデヒド」と言う成分です。
この成分には、防腐作用と殺菌効果があり、食中毒の予防になります。
また、嗅覚を刺激し、食欲を促進させる効果もあります。

アレルギー症状を抑える効果や、他にも様々な栄養が含まれており、好き嫌いは分かれてしまいますが、非常に効果の高い野菜です。

わさびの役割

表題では触れていませんでしたが、刺身にはわさびもほぼついてきますよね?
わさびの役割も、生で魚を食べるには非常に大切な効果があります。

辛味成分の「アリルイソチオシアネート」と言う成分には殺菌効果があります。
これにより、食中毒の予防になります。その他にも健康に良い成分はたくさん含まれています。

まとめ

それぞれの効果を聞くと、食べずにはいられなくなってしまいますね。
また、抗菌作用や殺菌作用はそれぞれ持っていますが、それぞれ違う成分なので、組み合わせる事で、さらなる相乗効果が期待できます。

今まで、魚しか食べていなかった人もこれを機に、是非添えられている薬味も一緒に食べましょう!

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この記事を書いた人
ryourin

3人の子を持つパパです。
今は会社にぶら下がりながら、それなりに働いてます。
元料理人の知識を活かし、少しでも料理に関心を持ってもらい、料理を楽しんでいただけたらと思います。

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