冬の葉野菜と言ったら、白菜を思い浮かべる人も多いでしょう。
鍋には欠かせない野菜ですよね。
ただ、大人数で食べるのであれば、問題ないと思いますが、家族が少ないとなかなか1玉使い切れませんよね。
半分で売っていても割高になっていることも多いです。
毎日白菜では飽きてしまうし、作り置きしたいけれど水分が多いのでなかなか難しいですよね。
そこで今回は白菜の上手な活用方法と活用するためのポイントを紹介していきます。
白菜の特徴
まず、活用するにあたって特徴や特性を理解しておかないと上手く活用できません。
甘味があり、くせのない淡泊な味は他の材料と調和がよく、調理法も選びません。 その栄養は約95%が水分と決して栄養価が高いわけではありませんが、ビタミンC以外に鉄・マグネシウム(カルシウムの吸収に必要な成分です)・カリウム(塩分を体外に排出する働きをします)を含んでいます。 とくに注目すべきはそのエネルギー量で、甘みの少ない分100gあたり 14kcalと極めて低カロリーです。 たくさんのおいしい食べ物に囲まれてついつい食べ過ぎてしまう今、肥満防止にもってこいの健康野菜と言えるでしょう。 |
つまり、ほとんど水分と言えます。
ただ、煮込んでかさが少なくなり、煮込んだ汁と一緒に食べると量も食べられ水溶性の栄養も摂れるのです。
まさに鍋が最適ではありますが、さすがに毎日は食べられませんね。
では、どう料理すべきか?
と言うところを次に説明します。
鍋以外で活用する時のポイント
もちろん生で食べられるので、芯の部分は千切りにしてサラダでも食べられますが、それだとあまり食べられませんよね。
シーザードレッシングと和えたら美味しいのですが、今回は上手な活用方法なのでサラダは省きます。
重要なポイントは、余分な水分を出し、かさを減らして食べられる量を増やす。または、煮て汁も一緒に食べる。
かさを減らすことで、量が食べられ、栄養もしっかり摂れます。
水分が抜けた分、味が入りやすいのであまり濃い味付けにいないことが重要です。
塩抜きに関してはこちらを
それでは以上の事を踏まえて実際に料理を紹介していきます。
白菜を使い切るための料理
これから紹介していきますが、この他にもたくさん白菜料理はあります。
今回はメインを作った後にあまってしまいそうな時のための料理です。
白菜漬け
当たり前感がありますが、白菜を使う上ではやはり外せない料理です。
日持ちもするし、美味しいので覚えておくと便利です。
以前に記事にしたので、作り方はこちらをみてください。
1玉で漬けなくて良いので、意外と簡単です。
浅漬け
こちらも定番です。
白菜漬けとは違い、サッとできるのでおすすめです。
基本の作り方を紹介します。
材料
- 白菜
- 塩(白菜の重量の2%)
作り方
- 白菜を一口大にカットします。
- カットした白菜の重さを計ります。
- 白菜の重量の2%の塩を白菜に揉みこみます。
- 20~30分放置します。
- 白菜をグッと押し、水分を出します。
- 完成です。
これは基本なので、お好みで人参の千切りや大葉、きゅうりなどを加えてください。
また、風味付けで昆布の千切りや柚子の皮などを加えても良いですね。
他の野菜を入れる場合の塩の量は、総量の2%です。
白菜のコールスロー
コールスローと言えばキャベツですが、白菜でもできます。
材料
- 白菜
- 塩
- 砂糖
- マヨネーズ
- 濃口醤油
浅漬けと同じ要領です。
作り方
- 白菜を千切りにします。
- 1%の塩を揉みこみます。
- 10~20分放置します。
- 浅漬けと同じ要領で水分を抜きます。
- マヨネーズ、濃口醤油、砂糖で味を調整したら完成です。
ポイントとしては、水分をしっかり抜く事です。
その後に調味料と和えるので、水分を抜いておかないと和えた後に水分が出てしまい、水っぽくなってしまいます。
厚揚げと白菜の煮物
次は煮物です。
材料
- 白菜
- 厚揚げ
- 薄口醤油
- みりん
- 出汁(顆粒出汁でも可)
作り方
- 鍋に出汁10:薄口醤油1:みりん1を合わせておく。
- 厚揚げに熱湯をかけ、布巾などでふき、油抜きをする。
- 白菜をやや大きめに切る。
- 厚揚げと白菜を鍋に入れ、一度沸いたら火を止める。
- 一度冷ます。
- 食べる直前にもう一度沸かしたら完成です。
汁ごと食べられるので、やや薄めです。
まとめ
冬には欠かせない野菜の白菜ですが、余らせないためには少し手間ですが、その方法と考え方を今回は紹介してきました。
基本的には、水分を出して、かさを減らし量を食べる。
または、煮て汁と一緒に食べる。
と言う事ですね。
カロリーの低い野菜なので、たくさん食べても太りません。
いっぱい食べて健康的に寒い冬を乗り越えましょう。
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