夕食やおつまみでもう一品メインになるものが欲しい時に、あまり手をかけずに簡単に作れる「よだれ鶏」の作り方を今回は紹介していきます。
飲食店で賄いで悩んでいる人にもおすすめの一品です。
今回紹介するたれは、少し足したり引いたりするだけで、他の料理でも使えます。「まとめ」の部分で紹介しますので、最後まで見ていただけたらと思います。
基本的には家庭にある調味料で出来ます。また、鶏肉も冷凍のブロイラーで十分美味しく出来ますので、是非参考にしてみてください。
作る量も人によって異なるので、今回もgやccではなく割合で説明していきます。
なお、今回の割合は私が感覚で作ったものを割合にしたので、微調整してください。
微調整のポイントも紹介します。
それでは、紹介していきます。
よだれ鶏の材料とたれの割合
まずは材料からです。
材料
- 鶏もも肉(むねでも可)
- 濃口醤油
- 酢
- 砂糖
- ラー油(あれば食べるラー油)
- ごま油
- 一味唐辛子
- 酒
- 長ねぎ
- 生姜
- 塩
以上が最低限欲しい材料です。
後は出来上がりに、上にのせる香味野菜などですが、お好みで問題ありません。
例を挙げると
- 大葉
- 茗荷
- パクチー
- カイワレ
- 白ごま
- 玉ねぎスライス
などです。
調味料の割合
たれの割合です。
- 濃口醤油2
- 酢 1
- 砂糖 1
※ここで味見し砂糖の量を調整
ここの部分の感覚を掴む事で、他の料理でも使えるたれを作れるようになれます。
- ラー油少々
- ごま油少々
- 一味唐辛子少々
- 鶏の茹で汁(量は後程説明)
鶏の茹で汁以外は合わせておいてください。
よだれ鶏工程
作業工程を紹介します。
注意点などは後程まとめます。
- 鶏肉を茹でる。
鍋に鶏肉がしっかりかぶるくらいの水を入れ、酒ひと回し、ねぎ頭、生姜スライス、塩少々
入れ、弱火で火にかけます。 - たれを合わせる。
先ほどの紹介した割合でたれを合わせておいてください。 - 鶏肉に火が通ったら火を止める。
灰汁をすくいながら、弱火で煮た鶏に火が通ったら火を止めます。火の通り加減が分からなかったら、半分に切って確認して大丈夫です。 - たれに茹で汁を入れる。
たれは調味料を合わせているだけなので、けっこう濃いです。
そこで鶏の茹で汁で薄めます。(注意点は後程) - 鶏肉を切り盛り付ける。
弱火でゆっくり火入れしたので、しっとりしていて切りやすいと思います。
後は茹でている間に切っておいた香味野菜をのせ、たれをかければ完成です。
説明すると面倒に感じるかもしれませんが、いざ作ってみると難易度は低いです。
続いいて、おさえておきたいポイントを説明します。
ポイント
今回の料理でこれだけ意識しておけば問題ないと言う点をまとめます。
・鶏肉を茹で過ぎない(茹で過ぎると切る時にボロボロになってしまいます。
・たれに茹で汁を入れる。(たれを水で薄めるのではなく、茹で汁を使う理由は、鶏の旨味やねぎ、生姜の香りが出ているからです。)
ただ、あくまでたれなので、薄め過ぎないように。
おそらくこの程度だけ意識すれば美味しくできます。
まとめ
文字にすると大変そうに見えますが、要点をまとめると簡単です。
・鶏肉を茹でる。
・たれを作る。
・盛り付ける。
これだけです。
たれも合わせるだけなので難しくはありません。
実はこのたれ、煮汁で薄めずネギと生姜のみじん切りを入れると「油淋鶏」のたれにもなります。
そして、辛味系の調味料を入れなければ、「冷やし中華」のたれにもなります。
このたれを覚えるだけで、3種類の料理が自家製で出来ていまう万能たれだったのです。
他にも、色々と代用が利くので是非覚えておいてください!
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