だし巻き卵は難しいと思われてしまいますが、確かにコツをつかむまでは、少し練習が必要かもしれませんが、つかんでしまうと楽しくなってきます。
しっかりと基本に忠実に作れば、徐々に上達していきます。
そして、うまくいくことをイメージしながら作ることが大切です。
まず、材料からご紹介します。
材料
今回は極力シンプルにした作り方です。
- 卵 5個
- だし 90cc
- 薄口 少々
- 塩 少々
以上です。
少し物足りないように感じますが、これだけの材料できちんと作るだけで、美味しくなります。
だしは混合だしです。詳しくはこちら

難しくない、基本のだしのとり方
今回は、基本的なだしのとり方と、鯛だしのとり方をご紹介していきます。
だしが出来ると、煮物もさらに美味しくできる様になります
続いて作り方です。
作り方
下準備
出来れば銅鍋を用意してください。
仕上がりが全然変わってきます。
- 卵を混ぜる。
卵ををわり、混ぜます。
白身が切れるように、回しながら混ぜるのではなく、箸を前後に素早く動かします。 - 卵を漉す。
ざるなどで、混ぜた卵を漉します。
きれいに仕上げるには、この作業は欠かせません。 - だし、調味料を合わせる。
だしと、調味料を合わせ、混ぜます。
あとは、焼くだけです。
焼く
ここが難しい所で、ここで失敗すると全て台無しになってしまいます。
- 鍋を火にかけ、温まったら、油を入れます。
別で、小さいボウルに油を入れておき、リードペーパーをなじませておきます。 - 油がしっかり温まったら、卵液を入れます。
鍋の大きさにもよるので、量は変わりますが、一回目は、しっかりと鍋全体にいきわたる量を入れてください。
強火で鍋の位置を奥に持っていくイメージです。
強火で作ると、怖くなり、鍋の先の方を加熱しがちになってしまいます。 - 巻く。
気泡がでるので、箸でつぶしながら加熱し、表面が少し乾いてきたら、巻いていきます。
イメージとしては、箸で巻くのではなく、鍋を起こし重力を使い巻いていく事です。
箸は折る場所に置く。と言うイメージです。 - さらに巻く。
一度目を巻き終えたら、卵が手前にあるので、卵のない先の部分に薄めに油をリードペーパーで塗ります。
次に鍋を傾け、先側に卵を移動させます。
油を塗っていなかった手前にも油を塗ります。
そして、卵液を入れます。
一回目よりも少し少なめに入れます。
回を増すごとに量を減らします。
一回目の卵を箸で隙間を作り、鍋を傾け、卵液を鍋と卵の間に流し込みます。
そして、巻いていきます。
これを卵液がなくなるまで繰り返します。 - 完成。
卵液がなくなるまで巻いたら、鍋を傾けたりし、形を整えたら完成です。
以上です。
冷めても美味しいのですが、作り立てで切るとだしが溢れだしてくる状態で、食べるとより、美味しく感じます。
銅鍋の魅力
プロが作る時はほぼ銅製の鍋を使います。
理由は
熱伝導率が高く、保温性も高い為、卵に満遍なく火が通りやすいからです。
だしの量が多くてもくっつきにくく巻けるため、ふっくらと仕上がります。
ただ、最初に油をなじませるなど、手入れはきちんとしておかないといけません。
手入れは少し手間ですが、美味しく仕上げるには必要です。
まとめ
私もたくさん失敗して、巻けるようになりました。
でも、失敗の要因を考え、積み重ねていくと、上記の調味料だけで、本当に美味しく出来るようになります。
最初は難しくて、諦めたくなりますが、積み重ねで必ず美味しく出来るようになります。
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