料理を初めてみたけど、わからない事ばかりで、上達する気がしないと思い、挫折される方も多いと思います。ただ、何事もそうですが、最初から出来る人はいません。
私もいっぱい失敗して、挫折しそうになり、立ち直りの繰り返しで、なんとか人に認めてもらえるレベルまでくることが出来ました。
上達への一番の近道は、まず作る事です。
そして、失敗したら原因を考え、リトライすることが上達への道です。
ただ、やみくもにやっていてもなかなか成果が感じられないと思うので、最初に作る料理や、そこからの発展のさせ方をご紹介していきます。
最初に作る料理
結論から言うと、何でも良いと思います。
ちなみに、私が料理人をやっていた時に初めて作った賄いは、「野菜炒め」でした。
そして、しばらく野菜炒めばかり作っていました。
もちろん、野菜や肉、味付けは変えていましたが。
後々考えると、意外とこのやり方は間違っていなかったのではと感じています。
良かった点をリストにします。
- 作り方がシンプル
- アレンジ方法が多い
- 同じ料理を繰り返すことで、一つの料理がマスターできる。
分かりやすい所では以上です。
作り方がシンプル
難しい料理でも良いと思うのですが、最初に難しい料理にチャレンジすると、挫折しやすくなってしまします。
やり直しがきき、改善点が分かりやすいシンプルな料理がお勧めです。
また、刺身など切るだけではなく、火の扱いを覚えた方が、上達が早いので、火入れが必要な料理が良いと考えられます。
アレンジ方法が多い
「野菜炒め」を例に挙げると、食材や調味料を変えるだけで、仕上がりが全然変わってきます。
一つの料理がある程度出来るようになったら、同じカテゴリー内で変化させた方が、要領も分かり、成功しやすいです。
成長には失敗だけではなく、成功体験も必要なので、有効な方法です。
繰り返すことで、マスターできる
同じ料理を繰り返すことで、失敗するポイントも分かり、手順も覚え、素早く美味しく作れるようになってきます。
ひとつの調理をある程度マスターすることによって、他の料理に挑戦する時に、考え方が身についてきているので、成功しやすくなり、失敗した時も原因が考えられるようになってきます。
同じ料理ばかりで、少し飽きるかもしれませんが、アレンジしながら作っていくことで避けられると思います。
料理の考え方を知る
炒め物や煮物など、最初に出来るようになった料理があると思います。
肝心なのは、失敗した時、成功した時の要因を考え、さらに美味しくするためには?を考える事です。
例えば煮物の場合、「中まで味が染みない」。と言う事があります。
これには何点か要因があります。
この要因をすべてを理解する事で、違う煮物を作る時にも使える考え方なので、この考え方を理解していることが上達への一番の近道です。
ちなみに煮物の考え方はこちら
https://ryourininpapa.com/blog/how-to-nimono2
炒め物の際も、「仕上がりの水分が多くなってしまう」。と言うことが最初はよくあると思います。
このなぜ?を理解する事が大切です。
まとめ
料理上達への近道は、繰り返し作り、失敗、成功の要因を考え、料理の考え方を理解する。
これが大切な事です。
何事もそうですが、まずは始めなければ、上達のしようがないので、挑戦し、失敗を繰り返すことが大切ですね。
恐れず、挑戦していきましょう!
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