料理を作るうえで、最低限知っておきたい食中毒の知識

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料理

ご家庭で料理をする際、料理を常温で放置しまう方も多くいると思いますが、再加熱しても死なない菌もあるので、大切な人の健康状態を守るためには、最低限の知識を身に付けておくことが大切です。

今回は、食中毒に関してご紹介していきます。

大きく分けると、細菌とウィルスの2種類に分けられます。

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細菌による食中毒

一つ一つの詳しい説明は後述しますが、細菌はある程度の条件がそろうと自分の力で増殖します。

よく聞く食中毒の原因が細菌によるものです。

ウィルスによる食中毒

有名なのは「ノロウイルス」です。
自分の力では繁殖できませんが、他の生物の細胞に寄生し、自分の複製を作る事で、繁殖します。

それでは細かい説明をしていきます。

代表的な食中毒の原因

O-157、その他の大腸菌

加工食品や野菜にも付着しています。
冷凍や加熱に弱い。
生野菜で食べる時には注意が必要です。

サルモネラ属菌

主に鶏肉や肉類に繁殖しています。
こちらも温度変化に弱いので、十分に加熱することが大切です。

乾燥には強いので、乾いている場所でも繁殖します。

黄色ブドウ球菌

こちらは人や動物にも常在します。
また、熱にも強いです。低温では弱くなります。

人の傷口にも繁殖するので、手に傷がある時は手袋などで、直接食品に触れないように気を付けましょう。

カンピロバクター

肉や野菜に繁殖します。
乾燥や加熱に弱い。
野菜にも付着しているのでこちらもサラダなどを食べる時には注意が必要です。

腸炎ビブリオ

魚介類に繁殖する菌です。
もともと海水に生息しているので、塩水に強く、熱には弱いです。
魚は真水で洗うことをおすすめします。

ウェルシュ菌

煮込み料理で繁殖することが多い菌です。
他の菌と少し違うので注意が必要です。
熱にも耐えられる「芽胞」を形成します。そして、酸素の少ない場所でも繁殖します。
普通に加熱しても芽胞を作ってしまうと、死滅しないので、繁殖させないためには、加熱後にはすぐに温度を下げ、冷蔵保存することが有効です。

ノロウイルス

冬に多くなる食中毒です。
低温で乾燥した場所を好むので、冬に多くなるのです。
原因は汚染された二枚貝です。

ウィルスによるものなので、感染も広がりやすいので、症状がある場合は直ちに病院に行きましょう。

まとめ

私も飲食店を数社経験してきましたが、完璧にケア出来ている会社はありませんでした。※あくまで私の経験です。

自分の身を守るためには、良くない事ですが、食べる側もある程度の知識があった方が良いです。

料理ブログを立ち上げる際にいつかはやらなくてはいけないテーマだと思い、今回書かせてもらいました。

美味しく健康的に食べるには、今回の知識も必要になってきますので、頭に片隅に入れておいていただけると何かしらお役には立てるかと思います。




プロフィール
この記事を書いた人
ryourin

3人の子を持つパパです。
今は会社にぶら下がりながら、それなりに働いてます。
元料理人の知識を活かし、少しでも料理に関心を持ってもらい、料理を楽しんでいただけたらと思います。

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