かまぼこやさつま揚げなどの、練り物に弾力をつけるコツ

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料理

自家製でかまぼこやさつま揚げを作ると、いまいち弾力がでず、既製品に負けてしまいますよね。
でも、ちゃんと作れば、化学調味料を使わず既製品よりも美味しく仕上げることが出来ます。

練り物と言われるだけあって、しっかりと練る事が重要です。

基本的には、すり身に塩を入れ、混ぜて形を作り、蒸すだけでかまぼこは出来ます。
さつま揚げは、形を作り揚げたものです。

文字にすると簡単ですが、実際にやってみるとうまくいかないものです。

少し要点をまとめます。

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かまぼこ、さつま揚げのベースの作り方

このベースがしっかり作る事が、成功への鍵となります。

切り身の魚をフードプロセッサーにかける方法と市販のすり身を使う方法があります。
まずは、切り身を使う方法です。

切り身を使う場合

もちろん魚一匹から卸しても問題ありません。むしろその方がうまくいきます。
魚の種類を間違わないように気をつけてください。

使う魚は、白身の魚です。

青魚などでは弾力は生まれません。

まず、魚を切り身の状態にし、皮と骨を取り除きます。
ある程度のサイズに切り、フードプロセッサーにかけます。

細かくなったら、すり鉢に入れ、少量の塩を入れ粘りが出るまで、混ぜます。

ある程度鮮度の良い魚でしたら完成です。

すり身を使う場合

すり身の場合は、基本的には、上記のものと同じなのですが、劣化しタンパク質が分解されていてる可能性があり、このまま蒸すと弾力がないものになってしまいます。

そのため、卵白を使います。

すり身500gに対して卵白1個で十分なので、入れすぎないようにしてください。

ここからが重要なポイントです。
一回り大きいボウルに氷を置き、その上にすり身の入ったボウルを置き、卵白と少量の塩を入れ、よく混ぜます。

混ぜていると、途中からあきらかに弾力がでてくるのが分かると思います。

これで完成です。

両方の作り方でのポイントは

  • よく混ぜる事
  • 熱を入れない事

この二点です。
なので、フードプロセッサーを使う時も、かけすぎて熱が出ないように気を付けてください。

このベースが出来たら、あとはお好みで具材を入れ、かまぼこやさつま揚げが簡単にできます。

まとめ

このベースを作り、かまぼこを作り、出来たてのものを食べると、本当においしいです。

この感動は、実際に作らないと味わえないし、出来たては作った人が一番に味わえる特権です。

料理を作るとこういう瞬間が、嬉しいですね。
出来たての自家製のかまぼこをぜひ味わってみてください。

プロフィール
この記事を書いた人
ryourin

3人の子を持つパパです。
今は会社にぶら下がりながら、それなりに働いてます。
元料理人の知識を活かし、少しでも料理に関心を持ってもらい、料理を楽しんでいただけたらと思います。

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コメント

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