いざ、肉じゃがを作ろうと思っても、ネットで検索してもいまいちピンとこない。
何から始めたら分からない。
どうしたら美味しく作れるかわからない。
そんなあなたに、肉じゃがの作り方、煮物に対する考え方を紹介します。
煮物に対する考え方
「煮物って難しそう。」ってイメージをお持ちの方も多いと思います。
最初は誰もが思うかもしれませんが、実際、考え方が分かり、何度か実践すると、何の問題もなく簡単に作れてしまいます。
まず、煮物の基本的な作り方です。
- 根菜、肉等を下茹でする。
- 下茹でした食材を鍋に合わせる。
- 水(出汁)を入れる。
- 沸いたらあくをとり、砂糖を入れる。
- しばらくしたら醤油を入れる。
- 好みの加減まで煮詰める。
以上で完成です。
後は、食材やお好みに応じて調味料を足したりすれば、アレンジも出来ます。
基本的な考え方は、硬い食材は下茹でして、火を通しておく。
食材をひとつの鍋に合わせ、味をいれていく。
と、言うことだけです。
後は、調味料の入れる順番は、砂糖(甘味)から入れ、醤油(塩味)を入れる。
後から砂糖を足しても、地は甘くなりますが、素材に甘味がつかない為、深みが感じられなくなります。
以上が、煮物の作り方、考え方です。
ただ、肉じゃがは少しだけ特殊なので、後ほどご紹介します。
用意するもの
量に関しては人それぞれなので、明記しません。
- サラダ油
- たまねぎ
- 人参
- じゃがいも
- 豚肉または牛肉
- 砂糖出来れば三温糖
- 濃口醤油
- お好みでみりん
- 青み(絹さや)など
以上です。
調理器具は、まな板、包丁、鍋、木べらがあれば十分です。
切り方
あまり包丁に慣れていないと少し苦労するかもしれません。
ですので、料理を作りたいと思うのであれば、まずは包丁の使い方をある程度覚えてから実践する事をお勧めします。
いずれ、包丁については記事にしたいと考えてます。
それでは切り方です。
・たまねぎはくし切り
・人参、じゃがいもは皮をむき、乱切り。
・肉は程よく切る。
切り方は以上です。
いざ実践!
それでは実際に作っていきましょう!
※あくまで私がおいしいと思う作り方です。ご自分でおいしく作れる方はそのまま自己流でお願いします。
- 鍋に軽くサラダ油を入れ温め、たまねぎを炒める。(ここが普通の煮物との違い)
ここでたまねぎをしっかり炒めることで後の甘味が大きく変わってきます。なのでしっかり炒めてください。 - 人参投入。
人参も炒めることで、甘味が増します。
完全に中まで火は通しませんが、角が取れるくらいまでは炒めてください。 - 肉投入。
ここで、豚肉か牛肉に分かれると思います。
基本的に、東は豚、西は牛です。
おまかせしますが、私は東の生まれではありますが、牛肉の方が好きです。 - 水(だし)を入れる。
この量が重要なポイントです。
食材の頭が少し出るくらいが理想です。 - 砂糖を入れる。
下茹でしたじゃがいもを入れ、沸いたら、砂糖を入れます。
量は味見して、気持ち甘いかな?くらいです。あいまいですいません。
ただ、ここで砂糖の量、味の感覚をつかむと、他の煮物でも楽に作れます。
後に醤油を入れた事をイメージ出来るかがキーポイントになります。 - 醤油を入れる。
砂糖を入れ、5~10分程煮たら、醤油を入れます。
慣れないうちは、少しずつ入れながら味を見てが良いとは思うのですが、あまり頻繁に味見をすると、逆に違いがわからなくなってしまいます。
ですので、ある程度醤油を入れ、少し煮詰めてから味を見る方が分かりやすいです。 - 煮詰める
ほぼ最後の工程です。
ここで最終的な味が決まります。
ただ、最後はお好みにもよるので、自分がどんな味にしたかった、を尊重し、よい加減で火を止めてください。
必ず汁の味で確認してくださいね。
素材は一度冷めないと中までは味が入らないので。 - 完成
後は、一度冷まして、もう一度暖め、盛り付けたら完成です。
彩りを良くするために、青み(絹さや)等を添えると美味しそうに見えますね。
まとめ
今回の記事では、初めての方には、難しいと思います。
今後は、初心者の為の記事も書いていきます。
今回題材にした『肉じゃが』は、あくまで煮物の一例です。
私が書いた作り方は参考にしていただき、何度か実践すると自分なりの、塩梅がわかってくると思います。
これが大切なことで、これが分かってくると、他の煮物を作る時も、これの応用だと感じ、あまり問題なく作れる様になります。
大切なのは、考え方と塩梅を身に付けると言うことです。
まずは、うまくいくまで作る事が大切です。
是非失敗を恐れず、挑戦してみてください!
コメント
[…] 煮物の基礎知識はこちら。https://ryourininpapa.com/blog/how-to-nikujyaga […]
[…] 今回は、基本的なだしのとり方と、鯛だしのとり方をご紹介していきます。だしが出来ると、煮物もさらに美味しくできる様になります。煮物についてはこちらhttps://ryourininpapa.com/blog/how-to-nikujyaga […]
[…] […]
[…] […]
[…] […]